廊下にたたずむ一人の女の子。
じっと、天井を見上げていました。
「どうしたんだろう？」
と、職員数名で見守っていると・・・

ちいさな手を、精一杯上に伸ばし
“よいしょ！よいしょ！”とジャンプをし始めました。
『もしかして、天井に飾ってある繭玉飾りを触りたいのかな？』
と思い、女の子に聞いてみると、大きくうなずき、またジャンプ。

途中で、すれ違うお姉ちゃんに 「がんばれ！」と頭を撫でてもらいながら
またジャンプ！

諦めず、挑戦し続ける女の子。
この姿に、見守っていた職員は、なんとも言えない温かい気持ちに包まれました。

最後は、頑張った女の子にご褒美。
職員の抱っこで、念願の“繭玉タッチ”が叶いました！

強く願えば、思いは叶うのですね。

保育士Ｙ